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調査研究報告書 詳細

中小企業の外部連携活動による成長市場戦略―航空機部品及びヘルスケア関連機器などを中心に―

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報告書No. H29-2
発行年月 : 平成30年3月



【目次】

序 章 

第1章 航空機産業及びヘルスケア産業の市場動向と日本の産業政策
    
第2章 航空機産業振興における地域の取り組みと中小企業の外部連携活動

第3章 ヘルスケア産業振興における地域の取り組みと中小企業の外部連携活動

第4章 中小企業の外部連携活動と成長市場に関する多角的分析

第5章 中小企業の外部連携活動による成長市場の可能性と課題

資料編

【概要】

 現在、既存の機械関連産業の国際競争力が問われる中、わが国の産業政策は、今後の成長戦略分野として航空機・同部品産業及び医療機器を含むヘルスケア産業を重要な分野として位置付けている。一方、これまで、わが国のモノづくり産業を支えてきた中小企業においても、これらの成長分野に焦点を当てた新事業展開の動きが各地で活発化してきている。
 しかしながら、航空機部品や医療・介護機器といった新分野に中小企業が参入するためには、新分野に関する様々な情報と知識が必要となるため、中小企業が単独で当該分野に参入することが困難性が伴っている。そのため、新分野参入に向けて、中小企業の多くは多様なアクターとの連携、すなわち、外部連携を行うことで自社に不足している経営資源を補完しようとしている。
 そこで本調査研究報告書では、主に航空機部品及びヘルスケア関連機器分野に焦点を当てて、中小企業の成長市場戦略について、「外部連携」という切り口から分析・考察を試みているが、特に本報告書では、航空機部品への参入における中小企業の外部連携については、「面的な広がり(空間軸)」、医療・ヘルスケア関連機器への参入における外部連携については、「ビジネスプロセスの変化(時間軸)」といったように、複眼的に捉えている点に特徴がある。換言すると、航空機部品については、クラスターの形成状況に焦点を、ヘルスケア関連機器については、製品の開発・普及プロセスにおけるフェーズ毎の変化に焦点を当てた分析となっている。
 さらに、本報告書の後半では、当該分野に拘らず、「中小企業の外部連携」の特徴や課題について多角的な視点から検討を行い、より幅広い視点から中小企業の活性化のための「外部連携のあり方」について考察している。