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調査研究報告書 詳細

未来(2015年)高度映像情報化社会への展望

報告書No. H3−8
発行年月 : 平成4年5月



Ⅰ 主要目次
序章 高度映像情報化社会をとらえる視点
第1章 情報技術の変化予測
第2章 情報産業の発展
第3章 国民生活及ぴ産業構造変化と情報ニーズの予測
第4章 映像ソフト産業の予測
第5章 高度映像情報化社会の政策課題

Ⅱ 要約
  本調査研究は、西暦2015年を目標年とした高度映像情報化社会への見通しを行った。映像情報産業が発展するためのもっとも重要な要素は、関連ソフト産業の充実であり、そうしたソフトを育成するためには、とりあえず行政サイドにおける育成施策が望まれる。とりわけ情報化の推進は、地方においてその重要性がさけばれており、地方自治体による支援策も今後の重要な政策課題である。
  さらに情報化社会への移行は、高度化とともにその内容が映像化している。技術革新の進展にともなって、コンピュータ機能は従来の文字情報などにくわえてさまざまな処理が可能となった。
  そこで本調査では、情報産業の発展をトレースすることにより、産業の特性・規模などを把握するとともに、技術の変化を予測し、今後の映像情報の展開を見通している。
一方、産業構造は情報化にともなって大きく変化し、情報産業が占めるウエートが増している。国民生活において情報二一ズは多様化するとともに増々大きくなるので、将来の情報二一ズについても変化・内容構成等を展望している。