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調査研究報告書 詳細

海外産業技術者の受入研修事業に関する調査研究

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報告書No. H22-2-2A
発行年月 : 平成23年3月


(財)海外技術者研修協会

【主要目次】

1. 本調査研究の目的

2. グローバル化と金型産業

3. 世界の金型産業の現状(米国・西欧・東欧・アジア)

4. 機械工業振興における金型産業の位置づけ

5. 日本の金型産業の特徴

6. 「海外産業技術者の受入研修事業」の実績(平成13年度~平成21年度まで)

7. 平成22年度「海外産業技術者の受入研修事業」の実施(DDMI-1)

8. 平成22年度「海外産業技術者の受入研修事業」の実施(DDMI-2)

9. 平成22年度「海外産業技術者の受入研修事業」の成果

  (1) 目標達成度
  (2) 満足度
  (3) 調査研修生の意識変革と行動変容

10. 「海外産業技術者の受入研修事業」の意義、役割、展望

11. 「海外産業技術者の受入研修事業」の課題、問題点

12. 国際標準化の状況と課題

  (1) アフリカ諸国(エジプト・ケニア)
  (2) 南アメリカ諸国(ブラジル・アルゼンチン・メキシコ)
  (3) アジア諸国(ベトナム・バングラデシュ・カンボジア・スリランカ・パキスタン)
  (4) インド
  (5) マレーシア
  (6) タイ
  (7) フィリピン
  (8) インドネシア

13. アジアとの更なる国際連携についての考察

資料編

【概要】

 今、世界の “モノづくり”はグローバル化が進み、特にFTA締結が活発化することで、国家間の競争は激化している。そして日本の“モノづくり”を支えてきた日本の金型産業は国内需要の減少及び海外技術力の向上による輸出力の低下により危機的状況を迎えている。今後、日本は国単位・工業会単位・企業単位で各国と連携を取りビジネス展開を行うこと、日本主導の標準化を推進することが必要であり、また“日本のモノづくり文化”を浸透させ、将来のための市場確保を今のうちに進めなければならない。「海外産業技術者の受入研修事業」では、日本のモノづくり文化、金型工業会の重要性、国際連携の重要性などを理解し、日本の金型産業と海外の金型産業とのパイプ役になりうる人材、標準化を推進できる人材を育成してきた。今後の金型産業及び日本のモノづくり発展のためには、引き続き金型産業の人材を育成し、各国との連携をますます深めていく必要がある。