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調査研究報告書 詳細

アジア諸国における国際資源循環ビジネス可能性調査―希土類磁石向けレアアース・超硬工具向けタングステンを中心として―

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報告書No. H20-4-4A
発行年月 : 平成21年3月


三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)

【主要目次】

第1章  調査の背景と目的

第2章  機械情報産業のクリティカルメタル

第3章  アジア諸国におけるクリティカルメタルの循環状況

第4章  クリティカルメタルの国際資源循環ビジネス

資料編

【概要】 

  本調査では、アジア諸国へ進出するわが国の機械情報産業等を資源戦略の観点から支援し、また新たな環境ビジネスの展開可能性も探るため、特に機械情報産業等にとって重要度の高いレアメタル(クリティカルメタル:希土類磁石向けレアアース(Nd、Dy)および超硬工具向けタングステン(W))を対象に、アジア諸国におけるリサイクルビジネスのあり方を検討した。
  貿易データ解析のほか、国内と海外のヒアリング調査によれば、国内外で発生する希土類磁石および超硬工具の工程くず等は、ほぼ全量回収されていることがわかった。しかし、廃自動車や廃家電に含まれる希土類磁石、また国内の中小ユーザーや海外ユーザーからの使用済み超硬工具は、回収余地が残されているため、これらの回収および再生処理を新たなビジネスの方向性として示した。なお、国際的な価格競争に対する支援措置等についても検討をおこなった。