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調査研究報告書 詳細

環境リスクの低い産業洗浄装置等に関する調査研究報告書

報告書No. H16-4-2A
発行年月 : 平成17年3月


有限責任中間法人 オゾン層・気候保護産業協議会

Ⅰ 主要目次

 第1章 環境リスクの低い産業洗浄装置等に関する調査研究の背景
 第2章 環境リスク低減化に向けた産業洗浄装置・洗浄剤の動向
  1 産業洗浄装置の動向
   (1)超音波系洗浄装置 (2)スプレー系洗浄装置
   (3)溶剤浸漬・蒸気系洗浄装置 (4)洗浄周辺付帯設備
  2 産業洗浄剤の動向
   (1)水系洗浄剤  (2)準水系洗浄剤  (3)炭化水素系洗浄剤
   (4)塩素系洗浄剤 (5)フッ素系洗浄剤 (6)臭素系洗浄剤
 第3章 環境リスクに対する産業洗浄装置・洗浄剤のメーカ・ユーザ実態調査
  1 産業洗浄装置・洗浄剤のメーカ調査
  2 産業洗浄装置・洗浄剤のユーザ調査
  3 産業洗浄装置・洗浄剤のユーザ事例
 第4章 環境リスクの低い産業洗浄装置等に関する調査研究まとめ
  1 産業洗浄技術マップの提案
  2 産業洗浄技術戦略の策定

Ⅱ 概要

 産業洗浄の環境リスクを低減化していく洗浄装置・洗浄剤の方向性を明らかにする事を目的に調査研究を行った。

 まず、環境リスクの低減化に利することに力点を置いて産業洗浄装置(超音波系、スプレー系、溶剤浸漬・蒸気系)・洗浄剤(水系、準水系、炭化水素系、塩素系、フッ素系、臭素系)の最新動向をまとめ、全国規模で産業洗浄装置・洗浄剤のメーカおよびユーザに対して環境リスクへの対応を中心にアンケート・ヒアリング調査を実施し、販売あるいは使用されている産業洗浄装置・洗浄剤の種類、使用分野、対象汚れの定量分析を含み詳しく調査分析した。その他、ユーザ調査においては環境リスク低減のためのニーズ、課題などを導き出した。

 ユーザが産業洗浄を適切に選択し、洗浄作業を安全に確実・適正に実施できる見取り図「産業洗浄技術マップ」を作成し、さらに最後に、洗浄の新規技術を産業洗浄ビジネスにつなげる道筋を探るものとして、環境リスク低減化に向けた産業洗浄技術戦略を提示した。