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調査研究報告書 詳細

人間生活工学分野における標準化に関する調査研究

報告書No. H11委-9
発行年月 : 平成12年5月


株式会社 三菱総合研究所

Ⅰ 主要目次
第1部 調査研究概要
(1) 調査研究目的
(2) 調査研究内容
(3) 調査研究方法
第2部 調査研究内容及び結果
(1) 調査検討フレームの設定
(2) 人間生活工学分野における標準化の現状
2.1  ISO国内審議団体の現状
2.2 事業者の現状
2.3 消費者団体の現状
(3) 諸外国における標準化への取り組みの現状
3.1  欧州における標準化への取り組みの現状 
3.2 米国における標準化への取り組みの現状
(4) 人間生活工学分野における標準化の現状の課題と今後の対応の方向性
<資料編>
資料1  「人間生活工学に係わる標準化に関するアンケート調査」調査結果
資料2  英国・民間コンサルティング会社へのヒアリング調査結果
Ⅱ 概要
  経済のグローバル化、情報化が加速度的に進む中、「標準化」は産業の国際競争力を維持・向上させ るためのインフラとして、益々重要となっている。その一方で、急速な高齢化の進展等により、日常生 活等の利用されている人間特性に適合していないことによる誤操作や事故が顕在化しており、生活者の 視点を重視した人間及び生活環境の特性に合わせた製品づくりの重要性は高まっている。
 欧米では人間 生活工学に係わる国際標準のイニシアティブ獲得に向け、着実に取り組んでいる。具体的には大学・研 究機関等が中心となり人間特性データを計測・蓄積するとともに、「人間工学専門家」制度により人材育成を行い、ISOの幹事国業務を多数引きうけている。
 本調査研究は、今後の我が国の国際Ⅲ魚競争戦略を踏まえ、積極的に国際規格提案が行える基盤整備に向けた標準化戦略のあり方について検討することを目的とする。