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調査研究報告書 詳細

機械産業の国際戦略と下請分業構造変化

報告書No. H2-7
発行年月 : 平成3年5月



Ⅰ 主要目次
 第1章 機械産業における国際展開と下請中小企業への影響に対ずる問題提起
  1.一般機械産業と中小企業
  2.機械産業の国際化と下請企業の変化についての一考察
  3.建設機械産業の国際化と中小企業の対応
  4.工作機械産業の国際化と中小企業へのインパクト
  5.機械産業における技術・技能力の空洞化現象
  6.機械産業における国際生産リンケージの形成
 第Ⅱ章 機械産業の国際戦略と下請分業構造変化
  1.生産環境変化と今後の展望
  2.国際化戦略の展開
  3.生産分業体制の将来展望
  4.下請中小企業と国際化
 第Ⅲ章 機械産業の国際化と下請分業構造変化に係わるアンケート調査結果

Ⅱ 要約
 近年、わが国の機械産業の中でも工作機械、建設機械、事務機械、精密機械産業は世界的に競争力を高めてきているものの、反面では先進諸国との間で通商摩擦問題を引き起こすなど、国際化に伴う種々の問題が発生してきている。このためこれまでの輸出主導型の国際戦略から、海外生産の拡大や技術供与、技術提携による国際分業体制の構築等、有力企業の多くが戦略転換をみせ始めてきている。こうした中、競争力のある生産体制を下支えしてきた下請中小企業においても輸出減少、海外生産拡大に伴う国内での仕事量の減少、コストダウン要請等に加え、アジアNlES諸国の追い上げもみられ、その経営環境は一層厳しさを増してきているのが実情である。
 本調査は、機械産業における国際化の方向とそれに伴う生産体制の変化を把握するとともに、協力企業群として組織された部品メーカーや下請中小企業にどの様な影響が及んでいるのかを把握・検討し、今後の方向性を明らかにしたものである。