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安全・信頼性設計のポイント

ものづくり人材育成研修は、「平成27年度 ものづくり人材育成研修(平成27年6月15日(月)~16日(火)開催)」をもって終了しました。

多くの方にご参加いただいたき誠にありがとうございました。



下の図は、大気観測衛星(NOAA-N)が組立中に横転し、台車から滑り落ちた時の様子です。設計者、作業者、作業監督者等のチーム全体の意志疎通が十分でなかった事が原因だと指摘されています。事故による損害は大きく、とても我々の給料で補填できる額ではありません。

前述のようなヒューマンエラーによる被害はもとより、製品の欠陥で消費者が被害にあった場合、メーカーや販売業者は自己に過失がないことを立証できない限り、被害者に損害賠償を行わなくてはなりません。その予防のためにも、安全設計が必要です。本講座では、製品の開発に適用される安全法規と規格(ISO/IEC/JIS)、安全設計、さらに故障を起こさない製品をつくるための信頼性設計のポイントについて紹介します。

安全設計の流れ
図 安全設計の流れ