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新機械振興賞 受賞者 業績概要詳細

レーザー円形走査溶接法を用いた車体骨格開発

企業名:トヨタ自動車株式会社
所在地:愛知県豊田市
推薦団体:(一社)日本自動車工業会

車体の溶接に広く用いられているスポット溶接は、近接した他の溶接点へも溶接電流が流れてしまうため、溶接間隔を極小化できず、接合強度を高めにくかった。この欠点を補完するため、線レーザー溶接が用いられているが、適用できる板金隙間の範囲が狭く、安定した溶接が困難であった。本業績ではレーザーを円形に走査して溶融した金属を撹拌することで、局所的な高温化を防ぎ、溶接点の溶け落ちと板金表面の亜鉛メッキの気化爆発による溶接点の飛散を防いでいる。また同じレーザーを用いて溶接状態の検査を行うなど、安定性と高速性を実現すると伴に、アルミへの適用も実現している。